チュクチュクしちゃうの

見てほしいけど見られると恥ずかしい話です。そっとお聞きください。

雨具と文明

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僕は折りたたみ傘が嫌いだ。折りたたみ傘は醜い。開いても醜いし、畳んでも醜い。びらびらをいちいち伸ばして畳んでいく作業がそれはもう鬱陶しい。あと撥水性に欠ける。すぐびしょびしょになる。骨が弱い。ああ、もう折りたたみ傘って最悪。ビニール傘の方が好き。折りたたみ傘はビニール傘の下位互換。もっと頑張ってほしい。
 
でもビニール傘も正直…てかなんでこのハイテク時代にまだ「傘」なんて使ってんの? もっといいもんできないわけ? 小さい頃から色々夢見てきたよ。雨が降るたびに、「ああ全身覆えて視界も広くて手がふさがらない雨具ができたらいいのに」って思ってきたよ。願ってきたよ全力で。意味わかんないほんとに。
 
カッパ? カッパはさ、ズボンとか足元とかがびしょびしょになったりするじゃん。あと蒸れるし。中からびしょびしょになるよ。だめだめ。却下。役立たず。もっとさ、「シュッ」って感じの、ワンタッチで開いたり閉じたりできて、ライターくらいの大きさになる雨具。そういうのを望んでるわけ。
 
はあ、雨が不快になったのはいつからなんだろう。
僕らはひとつの大自然だったはずなのに…そうでしょ?
 
でもモチーフとして傘は必要かもしれない。絵になるし。
自然と文明と文化、いいとこ取りできたらいいのに。